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個人にデザイン作業を依頼するメリットとデメリット
前回は、【スキルシェアサービス】についてお話ししましたが、今回は実際にクラウドソーシングを利用して個人にデザイン作業を依頼する際のメリットとデメリットについて掘り下げていきたいと思います!
目次
1.デザイン作業を依頼する
2.個人に依頼するメリットとデメリット
3.まとめ
1. デザイン作業を依頼する
チラシやポスターの制作、動画制作など、デザイン作業を委託する際、以前は複数のデザイン会社に相見積もりを取り、依頼することが一般的でした。しかし、近年はクラウドソーシングやフリーランスの増加により、個人に依頼するケースが増えています。企業や個人がプロジェクトに合わせてデザイナーを選択する傾向が強まっていますが、個人にデザイン作業を依頼することには、さまざまなメリットとデメリットがあります。
2. 個人に依頼するメリットとデメリット
《メリット》
- コストの削減
通常、デザイン会社に依頼する場合、営業やディレクターを挟むため人件費がかかり高額になってしまうことがほとんどです。しかし個人であれば、かかる人件費が抑えられるためコストが削減されます。 - コミュニケーションの直接性
上記と同じく、デザイナーとの間に営業やディレクターを挟むことが多いため、直接デザイナーとは会話ができず、結果として意図したデザインと若干違っていた・・ということが起こることも。しかし個人に直接依頼する場合は、プロジェクトの要件や意図を直接デザイナーに伝えることができるため、迅速な対応が可能となります。 - 柔軟性とカスタマイズ
個人に直接依頼することで、制作会社では難しいような条件も柔軟に対応することが可能です。
またデザイン会社によっては得意の業界やテイストがあるため、デザインのテイストが合わない場合もあります。しかしデザインのテイストが好みの個人デザイナーに直接依頼を行えば、そのような相違は起こりません。
《デメリット》
- 経験が乏しい場合がある
前回のブログでも紹介しましたが、独立するには時間と経験がかかります。未経験のデザイナーでも登録が可能なことがクラウドソーシングのメリットのため、デザイン業務そのものに慣れていない方に当たってしまう場合もあります。経験の浅い素人なのか、ベテランのデザイナーなのかどうか、自分自身で見極めることが重要です。 - やり取りのしづらさ
個人にデザイン作業を依頼する上で一番のデメリットが、やり取りのしづらさです。
企業ではなく個人間でのやり取りになるため、時間の使い方は人それぞれ。
業務のレスが遅かったり急に連絡が取れなくなったりすることもよくあること、と言われています。
またチャットツールがクラウドソーシング上のDMなどと指定されていることもあり、やり取りがしづらい印象を受けます。 - 作業管理と監督が難しい
個人にデザイン作業を依頼すると、「今何の作業をしているのか」「進捗状況はどうか」といった報連相がないことが多く、作業管理・監督が難しくなることが挙げられます。それにより納期が余計にかかり、修正がある場合には追加費用が発生してしまう場合も。品質を確保する上で円滑なコミュニケーションが非常に大切です。 - 知的財産権の問題
個人にデザイン作業を依頼する場合、契約書の作成を行わないと所有権が誰に帰属するか明確では無くなり、後々にトラブルが生じる可能性があります。例えば、「依頼者はデザインを使用したいが、デザイナーは所有権を主張する。」などが考えられます。
他にも使用権の範囲も重要です。デザイナーとの間で使用範囲が明確に定義されていないと、商業利用のために依頼したデザインが商標や特許を侵害するデザインを使用してしまったという法的なトラブルへと発展してしまう可能性もあります。
3. まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は個人にデザイン作業を依頼するメリットとデメリットについて深掘りしてきましました。
流行りのクラウドサービスですが、利用するにはメリットとデメリットを考慮して、適切な選択を行うことが重要です。
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