宣隊レポート

デザインに関わること

チラシって、どうやって作ればいいの!? チラシデザイン基礎知識

もうじき6月になりますね!

6月と言われると、私は真っ先に梅雨を連想します。

ジメジメ、ジトジト、雨が降ったり止んだりで

偏頭痛持ちの私は頭痛薬が手放せない、

まさに頭の痛い季節です……。

 

さて、今回は制作依頼の多いチラシについてのお話です。

 

「指示書にレイアウトを描いて発注したいけど、

何をどうしたら良いのかわからない……」

という声にお応えして、チラシデザインの基礎について

ざっくりとではありますが、お伝えできればと思います。

 

デザインは感覚的に組むものだと思われる方も多いのですが、

実はある程度の理論や法則があります。

今回の内容を参考にすれば自分でレイアウトを組んで発注する、

なんてこともスムーズに行えるようになりますよ!

 

3つのポイントを押さえるだけで、グンと見栄えがよくなります。

1つずつ見ていきましょう!

 

まず始めに押さえておきたいのは、

チラシのデザインは「下から作る」ということです。

 

人間は自然と上から下へ目線が動いてしまうので、

上から順にデザインを作りがちなのですが、

実は下からデザインを作っていく方が良いのです。

建物と同じで、基礎の部分がしっかりしていないと、

上の部分がガタガタになってしまってちゃんとしたデザインになりません。

紙のチラシなどは、下から順にデザインを組んでいきましょう!

 

ちなみに、WEBサイトは一番下まで

すべて表示できないことがほとんどですので、

逆に上から組んでいきます。

そうすると、自然とちゃんとしたデザインになります。

 

2つめのポイントは「キャッチ部分は左上か右上に配置する」ことです。

これも人間の目線の動きによるものなのですが、

ものを見るとき、左上から右下へ、

または右上から左下へ、視線は流れていきます。

本を思い浮かべると分かりやすいかと思います。

横書きの書類の場合は左上から右下へ、

縦書きの小説の場合は右上から左下へと文章を読むと思います。

それ以外の目線の動きはあまりすることがなく、

慣れていないため、とても違和感を感じてしまいます。

 

ですので、一番目立たせたいキャッチコピーなどの部分は

横書きの場合は左上、

縦書きの場合は右上に配置するのが基本になります。

 

そして最後のポイントは「4つある角の内、3つを押さえる」ことです。

 

ポスターやチラシなどで、4つある角の内、

2つだけが埋まっていたり、

不自然な空欄があったりすると、

何故か気持ち悪く見えてしまいます。

しかし、人間とは不思議なもので、

4箇所の角の内、どれか3つが埋まっていると

安定して見えてしまうのです。

 

なにか浮いている、不安定だなと感じるデザインは

どこかの角が空いてしまっている可能性があります。

アイコンやロゴを置いたりすることで安定感を出したり、

色帯を引くことで一気に2つの角を押さえたり、

色枠で4つの角をすべて押さえてしまうのも有効な手段です。

ぜひ試してみてくださいね!

 

以上、チラシデザインの基礎知識でした!

上記、3つのポイントを押さえるだけで、

大抵のデザインは見違えるほど綺麗になります。

デザインの知識がないからと恐れずに、

みなさんも挑戦してみてくださいね!

 

今回はここまでです。

また次回の記事でお会いしましょう!

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