デザインに関わること
初心者でもわかる!「デザイン用語集」

「打ち合わせで“トーン&マナー”とか“UX”って言われても、正直ピンとこない…」
そんなあなたのために、デザインの現場でよく使われる言葉を、やさしく・わかりやすくまとめました。
この記事を読めば、今日からデザイナーとの会話がスムーズになります!
目次
1. デザインの基本用語
2. レイアウトと構成の用語
3. 配色とフォントの用語
4. UI・UXの用語
5. デザイン用語を実務で活かすコツ
6. まとめ:用語を理解すれば、デザインはもっと伝わる
1. デザインの基本用語
デザインとは「見た目を整えること」ではなく、目的を達成するための設計のことです。 「誰に・何を・どう伝えるか」を明確にし、それをビジュアルで表現するのがデザインの役割です。
その中心にあるのがコンセプト。 コンセプトとは、デザイン全体を貫く考え方や軸のことで、目的・ターゲット・伝えたい価値を一言で表します。 コンセプトがあることで、色・形・写真・フォントなどが統一され、見る人に自然と伝わるデザインになります。
たとえば「安心感を与えるデザイン」にしたいなら、柔らかい色合いと丸みのある形を選び、全体のトーンを揃えることが大切です。
2. レイアウトと構成の用語
レイアウト(配置)はデザインの基本です。情報をどう配置するかで、見やすさも印象も大きく変わります。
- グリッドレイアウト: 見えない線を基準に要素を整列させる設計手法。新聞やWebサイトで多用されます。
- ヒエラルキー: 情報の優先順位を整理し、タイトル → 見出し → 本文の順に視線の流れを作ること。
- 余白(ホワイトスペース): 情報を引き立てる「間」のこと。詰め込みすぎず、余裕のあるレイアウトが読みやすさと信頼感を高めます。
レイアウト設計で最も重要なのは、「どこを見ればいいか」がすぐ分かること。 視線誘導のあるデザインは伝わりやすく、印象にも残ります。
3. 配色とフォントの用語
色と文字は、デザインの印象を決定づける要素です。
- トーン&マナー: ブランド全体の雰囲気を統一する考え方。広告・Web・SNSなどすべての媒体で一貫性を持たせます。
- コントラスト: 明るさや色の差。背景と文字のコントラストが弱いと読みにくくなるため、十分な差を確保することが重要です。
- 補色: 色相環で反対側にある色。青とオレンジなど、印象を強めたいときに効果的です。
- セリフ体/サンセリフ体: フォントの種類。セリフ体(明朝体)は信頼感・上品さ、サンセリフ体(ゴシック体)はシンプルで現代的な印象を与えます。
補足: 社内資料で「読みづらい」と感じたときは、まずフォントサイズとコントラストを見直すのが基本です。
4. UI・UXの用語
デジタルデザインに欠かせないのが、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)です。
- UI: ボタンやメニューなど、ユーザーが実際に触れる操作部分の見た目や構成。
- UX: ユーザーがサービスを通じて得る体験全体。使いやすさや心地よさをデザインで支えること。
UIは「触れる部分」、UXは「感じる部分」。 この2つをバランスよく設計できるかどうかが、デジタル時代のデザインの質を左右します。
また、アクセシビリティ(誰でも使える設計)や レスポンシブデザイン(端末に応じた最適化)もUX向上には欠かせません。
5. デザイン用語を実務で活かすコツ
用語は「知っている」だけでなく、「使いこなす」ことが大切です。以下の3つを意識しましょう。
- 相手に合わせて言葉を選ぶ: 専門用語ばかりを並べず、相手が理解できる表現に言い換える。
- 感覚ではなく用語で伝える: 「なんか違う」ではなく、「余白を広げたい」「コントラストを上げたい」と具体的に伝える。
- 目的で分類する: 「見やすくする用語」「印象を決める用語」「行動を促す用語」など、目的別に整理して覚える。
補足: 社内の打ち合わせでは、用語を共通言語にすることで認識のズレが減り、修正や承認がスムーズになります。
6. まとめ:用語を理解すれば、デザインはもっと伝わる
デザイン用語は、専門家だけのものではありません。 正しく理解すれば、デザイナーと同じ目線で会話ができ、成果につながるコミュニケーションが可能になります。
そして、言葉を“感覚”から“共通理解”に変えることで、デザインの価値はさらに高まります。 今日からぜひ、この用語集を現場で活用してみてください。
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