デザインに関わること
写真が果たす役割ってなに?
こんにちは。
今回はデザインにおける写真の役割について解説していきます。
写真はカメラによって撮影されたものを指します。
昔、写真は芸術や報道の分野において活躍していましたが、近年ではデジカメやスマホなどのデジタル画像による写真の登場で活用のされ方が多用化しています。
そんな写真はデザインにおいてどんな役割を担うのか。
役割のいくつかをご紹介します。
1伝えたいことを強める
写真を用いることで、より強くメッセージを伝えることができます。
写真は目で見たものと近い像なので、より直接的で具体的なメッセージを伝えることができます。
2文字情報を補助する
文字だけでは伝わりにくいことを写真を用いることで伝えることができます。
文字と写真両方存在することでメッセージが伝わりやすくなります。
3シーン・雰囲気を意識させる
人物や場所などの状況を写真で示すことができ、具体的なシーンや雰囲気を感じさせることができます。
イメージの増強に役立つ写真ですが、より効果的に活用するためにはどんなことに注意したら良いのでしょうか?
まずは写真を使って何を伝えたいのか明確にしておきましょう。
後の写真選びや構図に影響しますし、曖昧なまま写真選びや加工をした結果、見た人に異なるメッセージが伝わってしまう可能性があるので、しっかりおさえておきましょう。
また、写真はとても情報量の多い媒体です。
情報量が多いが故に伝えたいことが伝わらない、また意図しないメッセージが伝わってしまう可能性もあります。
写真選び、そして必要に応じてトリミングや色調補正等を行い、伝えたい情報に注目してもらえる工夫をしましょう。
今回は写真の活用の仕方や注意点を紹介しました。
次回は最終回、写真と並んで使用頻度の高いイラストレーションについて解説していきます。
お楽しみに!